「自分に向き合う」「内省する」を、私は全力でオススメしています。
それは、自分に向き合うことで、いい変化がたくさんあるからです。
「無駄遣いをしなくなる」というのも、そのひとつ。
不思議じゃないですか?
「自分と向き合う/内省」と「無駄遣い」。
全然関係なさそうでしょ?
でも、大いに関係あるんです。
今回は、「内省と無駄遣い」について、お話したいと思います。
ぜひ、お付き合いくださいね。
1. どうして無駄遣いしてしまうのか?
無駄遣いって、どうしてしてしまうんでしょう?
まずは、そのことについて考えてみたいと思います。
1. 無駄遣いしまくっていた以前の私
自分と向き合う前の私を振り返ると、「無駄遣い、多かったなー」って思います。
なにかしらの理由があって買うのですが、結局使わなくなってしまって、後で「無駄遣いだったな」と思うものが、たくさんあります。
例えば。
私の無駄遣い:その1
ボールペンやマーカーなどの文房具。
今使っているものも、まだ使えて、不満も感じていないのに、新しく購入。
後で整理したら、同じようなボールペンが、たくさん出てきて、
「めっちゃ無駄やん…」
もったいないけど、使い切らないので、ほとんどを処分。
とっても無駄使いだった…。
私の無駄遣い:その2
「便利そう!」と買った100均グッズ。
いざ使い始めると、使える場面が限定的で、めったに出番がなかったり。
洗うのが面倒で使わなくなったり。
結局、ほとんど使わずに処分。
買う前にもう少し考えればよかった…。
私の無駄遣い:その3
布や毛糸などの手芸材料。
手芸が好きで、よく布や毛糸が欲しくなるのですが、買って満足して、使わないまま放置。
ずいぶん経ってから、
「これって、何を作るつもりで買ったんだっけ?」
って、買った目的を思い出せず…。
結局、ほとんどの材料を、泣く泣く処分。
情けない気持ちになった…。
私の無駄遣い:その4
セールで安くなっている衣料品。
「シンプルなデザインなら着れるよね」
と、安易に買っても、微妙に似合わなくて着ないまま放置。
そんなものがたくさん、クローゼットを圧迫していたので、こちらも泣く泣く処分。
買ったのに、全然使わなかったものを見て、罪悪感を感じていました。
でも、また、「いいなー」と思うものがあれば買ってしまって、また使わず…。
たまに、「買わなくても大丈夫かな?」って思ったりもするけど、

これがあれば便利だし! 〇〇だし! △△だし!
と、何かしらの理由をつけて、結局買っちゃうんですよね。
でも、やっぱり使わず…。
そんなことの繰り返しでした。
2. 自分に向き合って、気付いたこと
「欲しい」の裏には、不安・恐怖が隠れている
自分に向き合うようになると、今まで自分でも気付いていなかった思いや考えにも気が付くようになってきました。
あるとき、スマホで通販サイトを見ていて、「これいいな」と思うものがありました。
いったん「いいな」と思うと、どんどん欲しくなります。
欲しい気持ちが強くなると、「これがないとダメ!」とまで思います。
でもそこで、ふと思ったのです。



私は、どうしてこれが欲しいのかな?
そのときの私は、
「絶対欲しい! これがないとダメ!」
って思っていました。
でも、この商品を見た全ての人が、私と同じように思うのでしょうか?



この商品がいらないのはどんな人だろう?
この商品を欲しいと思う人と、思わない人の違いはなんだろう?
私は、コレがなかったら、困るのかな?
今までだって持っていなかったのに?
こうやって、自分の中にある気持ちや考えに向き合ってみたのです。
すると、「これが欲しい!」という気持ちに、思い込みと、不安や恐れが隠れていることに気がつきました。



私は「〇〇な自分」になれないことが怖いと思っているんだ!
だから、「これがないとダメ!」って思い込んでたんだな…。
それに気付くと、今までの買い物も、そうだったことにも気が付きました。
たとえば、



この服、欲しい!
でも、心の奥では…



(ダサい格好をして、見下されたくない)



この収納グッズほしい!
でも、心の奥では…



(家を片付けられない女性なんて、恥ずかしい)



このペン買っちゃおう!
でも、心の奥では…



(コレくらいのモノ、気にせず買えるようでないと恥ずかしい)
一見、ただ「欲しい」と思っているだけのようですが、その中を探ってみると、



こんなふうでいなきゃいけない!
という、思い込みが隠れていました。
そして、思い込み通りの自分になれないことで、



こうなれなかったらどうしよう…
と、不安や恐れを感じていたのです。
不安・恐怖を消すために「買いたい」
人間は、不安や恐れを感じたら、そのままというわけにいきません。
解決方法や改善策を求めます。
そのための手っ取り早い方法が、”モノを買うこと”なのです。



コレさえあれば、もう大丈夫!
そう思って、買います。
魅力的で、どうしても欲しいと感じるモノは、抱えている不安や恐怖を解消してくれそうに見えるのです。
買う前は、問題がすぐに解決するように思えます。
でも、実際には、そんなに簡単に解決するわけではありません。
なぜなら、根本的な解決になっていないからです。
だから、モノを買っても、私たちは不安を抱えたままだし、恐れを感じたままなのです。
不安・恐怖を克服する方法は、「不安・恐怖と向き合うこと」
本当に、不安や恐怖を根本的に解決したいのなら、その場しのぎに、モノを買っても解決しません。
本当に解決したいのなら、不安や恐怖、そのものに向き合う必要があります。
例えば、
- 「ダサい思われたくない」という不安
- 「部屋を片付けられない私は、ダメな女かもしれない」という不安
- 「お金に困りたくない」という恐れ
などです。
不安や恐れは、自分の中に思い込みを作り、こだわりを作ります。
でも、自分の中にある不安や恐れに気がつけば、思い込みやこだわりも、自然と手放すことができます。
本当に知らなければならないのは、
本当は、自分が何を怖がっているのか?
本当は、何を不安に感じているのか?
だったのです。
3. 今の私
私は、自分と向き合い、内省することができるようになって、自分が何に不安を感じて、何を怖がっているかが見えてくるようになってきました。
そして、自分の不安や恐怖が何かがわかると、思い込みやこだわりも、手放すことができるようになりました。
例えば、何かが魅力的に見えて、



絶対欲しい!
と思っても、いったん立ち止まり、



私は、コレを買って、どんな不安や恐怖を解消したいのかな?
と、自分に向き合い、考えます。
そうすると、



そうか!
こういうことが怖かったんだ!
だから不安だったんだ!
と、隠れていた自分の不安や恐怖を受け止めます。
そうすると、「こうじゃなきゃダメ!」というこだわりを手放すことができるので、「欲しい!」という気持ちも、スーッと消えていきます。
だから、無駄遣いをすることが、本当に、すごく減りました。
それでも、たまに、買ってしまうこともあります。
でも、以前のように、「無駄遣いだった」と罪悪感を感じることはありません。
それは、買うときに、自分の中の不安や恐れを、自覚して買っているからだと思います。



私は、こうなることが不安。
だから、コレを買う。
と、自分の感じている不安や恐怖を、ちゃんと自覚していると、目的意識を持って購入するので、無駄だったとは感じにくいです。
2. 買い物の心理
買い物には、大きく分けて、2つあると思います。
2種類の買い物
① 絶対必要で、買わないと、日常に支障をきたす買い物
② 絶対必要じゃないけど、今より生活や自分が良くなる買い物
1つ目は、罪悪感は感じません。
ティッシュペーパーやお米を買うのに、無駄遣いとは、なかなか感じませんよね。
それは、生活必需品であり、買わないと困るモノだからです。
無駄遣いになりやすいのは、2つ目。
今よりも良くなりたくて買うモノです。
人が何かを買うときは、なんらかの不安や恐怖を煽られたときです。
その不安や恐怖は、「理想」という形で、あなたを誘惑してきます。
例えば、ある商品の広告が目に入ります。
それは、あなたに、理想的な未来を予想させて訴えます。



これを買えば、(理想の姿)になれますよ!
みたいな感じです。
他にも、
「これがあれば、〇〇に困りませんよ!」
「これがあれば、みんながあなたに注目しますよ!」
など、巧みな言葉で、あなたを誘います。
でも、この誘い文句は、裏を返すと、



これを買わないと、(理想の姿)にはなれませんよ!
とも言い換えられます。
誘い文句どころか、脅し文句ですよね。
もちろん、あなた自身は、こんな脅し文句を言われているとは、思っていないでしょう。
でも、あなたは、無意識に、この脅し文句を感じ取ってしまいます。
あなたが意識せずとも、



これを使えば(買えば)理想の〇〇な自分になれる!
使わないと(買わないと)なれない!
というストーリーを、頭の中で展開してしまいます。
これは、人間が持つ危険回避能力の一つだからです。
できたストーリーのせいで、あなたは、



これ欲しい! これがなきゃダメ!
と思い込み、いろんなモノを買ってしまいます。
3. 内省すれば無駄遣いしなくなる
無駄遣いをなくすためには、自分が感じている不安や恐怖に気が付く必要があります。
そのための方法が内省であり、自分に向き合うことなのです。
何かを「欲しい!」と思ったとき、いったん立ち止まって、自分に向き合ってみてください。



今、私は、コレがすごく欲しいと感じているな。
なんで欲しいって思っているのかな?
コレを手に入れることで、どんな自分になれると思っているのかな?
コレを買わなかったとして、何を不安に感じるのかな?
自分に向き合うことで、自分の中の不安や恐れが、少しずつ見えてきます。
不安を感じることも、恐怖を感じることも、自然なことだし、仕方のないことです。
でも、内省して、不安や恐怖がどんなものかが分かれば、そこから生まれたこだわりや思い込みは軽くなります。
そうなれば、瞬間的に「欲しい!」と高まる気持ちも、一緒に小さくなり、結果的に無駄遣いが減っていきます。
あなたが、自分の無駄遣いをなくしたいと思っているのなら、ぜひ、内省し、自分と向き合ってみてください。
きっと無駄遣いが減りますし、なんとなく抱えていたモヤモヤも、手放すことができるはずです。
まとめ
最後に、今回お話したことをまとめておきます。
まとめ
⒈ 心の中の不安や恐れが、無駄遣いの原因になる
⒉ 不安や恐れが、こだわりや思い込みを作る
⒊ 自分に向き合う/内省することで、こだわりや思い込みを手放すことができる
内省は、実際にやってみると、驚くような変化が、自分に訪れます。
無駄遣いもそのひとつ。
あなたにも、ぜひ、その変化を楽しんでいただけたらと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。ではまたお会いしましょう(^_^)/











