相性というものがある。あの人とは相性がいい。あの人とは相性がわるい。自分の人間関係を振り返り、そう表現することがある。
深く考えなくても使う言葉ではあるが、ふと考えてみたことがある。
「相性ってなんだ?」
結論から言うと、私は、相性とはタイミングだと思っている。
この人、好きになれないなーと感じる人がいる。何回か言葉を交わしたり、行動を共にしたりして、「こいつは好きじゃない!」と思う場合、相性が悪い。これは想像しやすい。
一方で、この人、好きだなーと感じる人がいる。こういう人には2種類いる。好ましく感じると共に、相性のいい人と、好ましく感じるのに相性が悪い人。
好ましく感じる、相性のいい人とは、仲良くなれる。相手から言われた言葉が、いいふうに捉えられることが多かったり、相手がしてくれたことが、ありがたいと素直に思える人。こういう人とは相性がいいのだと思う。
好ましく感じるのに相性が悪い人とは、仲良くなりたいのに仲良くなれない。相手に言われた言葉が、なぜかいいふうに捉えられなかったり、してもらったことが嬉しくなかったり。こういう人との相性は、悪いのだと思う。
同じ言葉でも、受け取る側の状態によって、良くも響くし、悪く響くこともある。相手は、こちらがどんな状態か、真には分からないし、こちらも、状態を選べるわけでもない。
相性の良い人から受け取るものは、なぜかいつも良く響く。相性の良い人に投げかける言葉は、良いように受け取ってもらえる、ということもある。タイミングがいいのだ。
相性の悪い人から受け取るものは、なぜかいつも悪く響く。また、こちらが投げかけた言葉が、強かったり尖っていたりして、悪く受け取られてしまう、ということもある。タイミングが悪いのだ。
正直、タイミングは、個人の力ではどうにもならないことが、ままある。そりゃ、タイミングがいつでも神がかっている人も、いるだろうけれど少ないだろうと思う。
相性って、あると思う。正直、選べない感じがする。それは、タイミングのせいなのだと思う。って話。
