うちの、今度小学五年生になる2番目の息子は、”作家”になりたいらしい。
ほう。作家とな。これはまた、難しそうな仕事を…。
と思ったけれど、それはそれで偏見かもしれない。何にせよ、なりたいものがあるというのはいいことのように思う。
なりたいものがない、したいことがない、というのは、どこに行ったらいいのか、どこを向いたらいいのかわからないことに等しいと思うのだが、その点、彼にはいつも明確に進む方向がある。昨日と真反対の方向ということもありうるが。
保育園から小学校低学年までは、”大工さん”になりたいと言っていた。今は作家。作りたいもの随分変わったなーと思うが、”作る”ということに興味を持つタイプではあるらしい。そういうところは私に似ている。
明日から春休みだ。ウチには3人の子供がいて、一人は中学生、二人は小学生なのだが、今日その3人に、「春休みはどうやって過ごす予定なの?」と聞いてみた。
「明日から休みだイエーーーーー!」な感覚なので、もちろん春休みのご予定など、お決めになっていらっしゃるはずもございませんけれど、そこはあえて聞いてみた。春休みを有意義な時間にしてほしいという母の思い。
そうしたところ、次男は、しばらく考えてから「僕は日記を書く」と言った。作家になるための文章の練習として、ということらしい。なんとまあ立派なもんである。
正直、彼が作家になってもならなくても、私は構わないのだが、自分で自分の進む方向が決められるというのは、すごいことだ。この年まで迷いに迷っていた私には眩しいほどである。
なれるといいねえ作家。
